Linde Group と Sinopec の子会社が、中国重慶での産業ガス供給に関する長期契約を締結

この Linde-SVW パートナーシップの下での開発の第 1 段階では、1 日あたり 1,500 トンの酸素を処理できる新しい空気分離プラントが建設され、2011 年までにガスを生成し、SVW の新しい 300,000 トン/年 VAM プラントに供給する予定です。この空気分離プラントは、Linde のエンジニアリング部門によって建設および納入されます。長期的には、この合弁事業は、空気ガスの生産能力を拡大し、合成ガス (HyCO) プラントを建設して、SVW とその関連会社による全体的なガス需要を満たすことを目的としています。

SVW は China Petrochemical & Chemical Corporation (Sinopec) が 100% 所有しており、中国で最大の天然ガスベースの化学コンプレックスを持っています。SVW の既存の製品には、酢酸ビニル モノマー (VAM)、メタノール (MeOH)、ポリビニル アルコール (PVA)、およびアンモニウムが含まれます。CCIP における VAM 拡張プロジェクトに対する SVW の総投資額は、5 億 8,000 万ユーロと見積もられています。SVW の VAM 拡張プロジェクトには、酸素を必要とする部分酸化技術を採用するアセチレン プラント ユニットの建設が含まれます。

VAM は、さまざまな工業製品および消費者製品で使用される必須の化学構成要素です。VAM は、エマルション ポリマー、樹脂、塗料、接着剤、テキスタイル、ワイヤーとケーブルのポリエチレン コンパウンド、合わせ安全ガラス、パッケージング、自動車用プラスチック燃料タンク、アクリル繊維に使用される中間体の主要な成分です。